
Riverside Souvenir
2025年3月26日旅のはじまりと終わり。
飛行機に乗るとき、ふと思う。
どんな気分で行くかが旅の鍵なんじゃないかって。
offline.がシャツを作る理由は、
その“気分”を少しだけ上げられる服を作りたいから。
纏った瞬間に背筋が伸びて、心が少し軽くなる。
そんな“装いの余白”が、僕らのテーマ。
思えば全て実体験から組み上がってる僕らのテーマ達。
僕がニューヨークへ引っ越した日は2009年12月31日、雪が降る真冬だった。カリフォルニアの暖かい所からいきなり大雪が降る街へ。
肌を打つ極寒の風を避けるため下を向きながら歩くのがなんか嫌で、真っ直ぐ前を向きながら歩くんだって思ったのは今だに鮮明に覚えてる。
今思えば東京って装いが僕をそうさせたのかなって思う。
何かに負けたくなくて東京って鎧が僕に前を向かせてくれたに違いない。
offline.もそういう存在になれたらなって。
僕らが提案するカスタムイベントはまさにそんな装備をゲットできる内容になっている。
現在、伊勢丹羽田ストア ターミナル1にて、offline.のカスタムシルクアロハイベントを開催中です。
使っているのは、日本が誇る丹後シルク。
上質な丹後シルクを使用したアロハシャツに、お好みの色とボタンを組み合わせて、自分だけの一着をお仕立ていただけます。
色はoffline.オリジナルの後染め10色。
どれも旅先の空や海、都市の夕暮れを思わせるような、柔らかく深い色ばかり。
カスタムできるボタンも、真鍮、シルバー925、10Kなど素材も表情もさまざま。

この場所に立つと改めて思う。
羽田空港とoffline.はとても似ている。
どちらも、静かに熱を持ち、
華やかさの裏に繊細な設計と文化がある。
空港が人と場所をつなぐように、offline.もまた、
“日常”と“非日常”のあいだを繋ぐシャツでありたいと思っている。
会期は5月5日(月・祝)まで。
人生という旅路に、シャツという余白を。
offline.、羽田空港にてお待ちしています。


